(2024年度)室内ラケット競技対決!卓球とバドミントンの会員登録人数を比較してみた


日本卓球協会日本バドミントン協会の会員登録人数をグラフで比較してみました。(2008年度より)
※同じ室内ラケット競技として、両者を比較しました。
昨年度も比較しましたが、2024年度の登録人数を踏まえて最新化)

グラフを見ると、2020年度は新型コロナウイルスの影響で、どちらの協会も会員数が急激に減少していることが分かります。 その後は少しずつ回復傾向にありますが、新型コロナウイルス感染拡大以前と比較すると、卓球とバドミントンの登録人数の差がかなり縮まっています。
2024年度は、バドミントンの登録人数が卓球を上廻りました。

卓球は、2024年度に中学生の登録者数が大幅に減少(前年度比8,243人減)している点が気がかりです。(少子化や部活動の地域移行が影響しているのでしょうか?)

日本は今後人口減少社会を迎えますが、会員数はどのように推移していくのでしょうか?
引き続き注視したいと思います。



参考までに、令和3年社会生活基本調査によると、卓球を楽しんでいる人は546.5万人(推定)となっています。(年に数回程度のライトユーザーも含む)
この数字を会員登録者数と比較すると、全体のわずか5~6%程度にとどまっていることが分かります。 ちなみに、バドミントンを楽しんでいる人は684.2万人(推定)です。

ポッドキャスト風(ラジオ形式)による解説(AIで生成)

🎙️ Podcastタイトル:
「卓球のいまを語る〜2024年度登録人数から見える未来」


🎤 Speaker 1(司会・ナビゲーター)
こんにちは、卓球ファンの皆さん!今日も「卓球のいまを語る」へようこそ。
今回のテーマは、「2024年度の日本卓球協会の登録人数」についてです。
今年の数字、なかなか興味深いですよね。


🎤 Speaker 2(卓球ジャーナリスト)
そうですね。まず注目すべきは、今年の登録人数が29万550人だったということ。
これは前年と比べて8,735人の減少なんです。


🎤 Speaker 1
うーん、少し残念な数字にも見えますが、内訳を見てみると理由が見えてきますよね。


🎤 Speaker 2
そうなんです。とくに大きな減少があったのは中学生で、8,243人減少
そして高体連(高校生)も2,607人減っています。
ただ、一般(大人)カテゴリーでは1,845人増えているんです。


🎤 Speaker 1
なるほど。子どもたちが減る一方で、大人の参加は増えてると。
まさに「生涯スポーツ」としての卓球の顔が見えてきますね。


🎤 Speaker 2
そうですね。実際、卓球は中学生が全体の**45%**を占めているので、
少子化や部活動の地域移行の影響をダイレクトに受けやすい構造になっているんですよ。


🎤 Speaker 1
一方で、地域の卓球クラブや社会人リーグの盛り上がりが、
一般登録者の増加につながっているんですね。


🎤 Speaker 2
さらに興味深いのが、都道府県別の登録人数。
1位は神奈川、2位が静岡、3位が北海道。意外にも東京は5位なんです。


🎤 Speaker 1
へえ、それは意外!
そしてもうひとつ気になる比較が、バドミントンとの登録人数の逆転ですね。


🎤 Speaker 2
はい。2024年度は、バドミントンの登録人数が29万2,445人で、
ついに卓球を上回ったんです。これまで卓球のほうが多かったのですが、
ここで逆転されました。


🎤 Speaker 1
競技人口としての人気もシビアな状況に差し掛かっている感じですね。
でも卓球には、競技者として長く続けられる強みもありますよね。


🎤 Speaker 2
そうですね。大人になってから始める人、健康のために楽しむ人も多い。
今後は「大人の卓球文化」の育成がカギかもしれません。


🎤 Speaker 1
なるほど。中学生の減少は深刻ですが、大人の楽しみとしての卓球が広がっていけば、
違ったかたちの盛り上がりが生まれそうです!


🎤 Speaker 2
そうですね。この変化の波を前向きにとらえて、卓球界全体がもっと多様で、
もっと開かれたコミュニティになっていけると良いですね。


🎤 Speaker 1
ということで今回は、「2024年度 卓球協会の登録人数」から見える
卓球界の今とこれからをお届けしました!
それではまた次回の「卓球のいまを語る」でお会いしましょう!

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