室内ラケット競技対決!卓球とバドミントンの会員登録人数を比較してみた


日本卓球協会日本バドミントン協会の会員登録人数をグラフで比較してみました。(2008年度より)
※同じ室内ラケット競技として、両者を比較しました。
2023年度まで反映

グラフを見ると、2020年度は新型コロナウイルスの影響で、どちらの協会も会員数が急激に減少していることが分かります。 その後は少しずつ回復傾向にありますが、新型コロナウイルス感染拡大以前と比較すると、卓球とバドミントンの登録人数の差がかなり縮まっている点が興味深いです。

実際の競技人口とは異なるものの、協会への登録人数の差が縮まっていることは事実です。 2023年度はどちらもやや会員数が減少しています。日本は今後人口減少社会を迎えますが、会員数はどのように推移していくのでしょうか?

特に卓球は、小学生、中学生、高校生の登録者数が減少している点が気がかりです。(少子化や部活動の地域移行が影響しているのでしょうか?)
こうした現状を踏まえ、卓球協会は「普及対策プロジェクト」を発足させることを発表しました。今後の活動に期待したいところです。

参考までに、令和3年社会生活基本調査によると、卓球を楽しんでいる人は546.5万人(推定)となっています。(年に数回程度のライトユーザーも含む)
この数字を会員登録者数と比較すると、全体のわずか5~6%程度にとどまっていることが分かります。 ちなみに、バドミントンを楽しんでいる人は684.2万人(推定)です。

タイトルとURLをコピーしました